読むスピードの向上

英語
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大量に英語を読む為には、ある程度のスピードが必要になってきます。仕事で大量の英語を読む、物理的に目で追う、のに時間がかかって苦労を感じている時がありました。

映画の字幕などもセリフと一緒に流れて消えて言ってしまって読むのが間に合わないなど、英語ではない例えばドイツ語の映画などだと、耳からは情報が入ってこない為、特に「読む遅さ」を感じていました。

日本人の私にとってどう考えても26文字のアルファベットをズラズラと並べられると、日本語をすべて「ひらがな」で書かれている様な読み難さを感じていました。日本語は漢字のビジュアライゼーション効果で、意味が目に飛び込んできますよね。

ある時、隣のアメリカ人が新聞を物凄いスピードで読んでいるのを見て、どうやったらその26文字の暗号みたいなやつをそんなに早く読めるのか聞いたら、少し考えた上で彼が言ったのは・・・

単語は一つの塊として目に飛び込んできているので漢字の様なものだ、左から順番にアルファベットを読むのではなくて「単語の真ん中」を見るのだ、その為に日本語と違ってスペースと言う便利なものを入れてくれてるじゃないか、

少し文章は離れて見たほうがよい、「遠目に見る」のだ、慣れてくると「文章の真ん中」を見るのだ、

コロンブスの卵というか、目からウロコというか、そう言われてその日から読むスピードが1.5倍~2倍くらいになったと思います。大量に読んでいるうちに自然にそうなるものだと思いますが、あまりにも劇的・・・そのような些細なことで変わったので、その感動と効果をお伝えしたいと思いました。

「英語」のところでお伝えしたように、最初は2時間かかって読んでいた新聞の第一面を、1~2年後には5分で読めるようになったのは、ボキャブラリーによるところも大きいですが、こちらの方が感覚的には役に立ったと思えるほどです。

10数年前にはじめて受けたTOEICでも、Readingは40分ほど時間が余って先に退出できました。

要するに、慣れ親しんだ日本語では自然とそうなっているのに、英語だと緊張して読むのにリキんでしまってたのですね(笑)。遠目に、肩の力を抜いて、さあ、読んでみましょう!

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