分かる人にしか分からないのでゴルフ大好きな人だけお読みください。
スポーツ、とりわけ球技においてゴルフほど道具がたくさん必要なものはありません。それだけにアマチュア・ゴルファーの我々も道具にはこだわりを持っている人が少なくありません。当然プレー代以外にも道具にそれだけお金もかかるわけですし、ゴルフクラブの進化を考えれば数年おきに買い替えたい、買い替えているプレーヤーもいます。
私も歩いてゴルフをするのにこだわるくらいですから、道具にももちろんこだわります。ただ、私はゴルフをまったくやってもいなければ近付きもしなかった期間が長くありましたから実はあまりゴルフクラブなどの道具には詳しいほうではありません。
それでも、ゴルフクラブのドライバーからパターまで一本一本のことを語り出すと、一本一記事になってしまいますから(笑)、今回は「偶数番手アイアン」と「ボール拭き」に絞って書きたいと思います。
私が少々ゴルフをやっていた子供のころは、ゴルフなんてものは金持ちのスポーツというイメージもあり、なんといってもゴルフクラブのフルセットなんて30万(当時の大学卒の初任給はよく分かりませんがおそらく10万円くらいの時代ではないでしょうか)、つまり今の値段で言うと約60万円したわけです。それではなかなかゴルフ人口も増えないので、ゴルフを始めるときに一般的に買うのは「ハーフセット」と呼ばれるものがありました。文字通り7本セットで、ドライバー、スプーン、5I、7I 、9I 、SW、パターという組み合わせが多かったように思います。初心者向けということもあり、当時でも本格的フルセットに比べれば半分以下の安さで売られていたと思います。それでもサッカーをやるとか、野球をやるとかに比べればやはり道具代+練習代+プレー代を考えると結構なものですから、ゴルフ道具は「一生モノ」と思っていたくらいでした(笑)。
それで、今はめでたく14本のクラブを使ってゴルフができるときに私に何が起こったかと言いますと、その当時の強い憧れからくる「偶数番手アイアン」への強い愛着です(笑)。アイアンの4、6、8、PWがそれで、特に6番アイアンが大好きです。残りの距離により番手間で迷った場合は躊躇なく「偶数」を選べるという特典もあります。偶数がメインで奇数は予備、と思っているほどの偶数番手好きです。練習場でもついつい偶数ばかり打ってしまうので、打球痕とかグリップの痛み方が全然違うほどです。これは、本当にわかる人しかわからないでしょうね。。。。。。。失礼いたしました。
もうひとつ、こだわりが強い、というか今でも模索中の課題が「ボール拭き」です。ボールをきれいに洗浄するブラシ・クリーナーがティーグラウンドにはよく設置されていますね。ティーショット前にボールをキレイにしたいという気持ちもよく分かりますが、みなさんボールを一番拭きたくなるのは、グリーンオン後、マークしてボールを拾い上げた時ではないでしょうか?これからパットという非常に繊細で、簡単に一打(以上)変わってしまうことをやるわけですから、ボールに寸分の汚れも付いていて欲しくないというのは私だけではないでしょう。プロゴルファーならばボールを拾い上げたあとにキャディーさんに投げて拭いてもらってますね。
実はボールクリーンのためのグッズもゴルフ用品店には売られています。たいていは外側が防水で袋状の布で、ベルトなどにぶら下げるもので、あらかじめ中を水で湿らせておきその中でボールを洗って拭くというものです。
これは今まで3種類ほど購入して試しましたが、どれも耐久性に乏しく使っているうちに中の水が染み出してズボンが水びたしになるようなものが多かったです。また、なんといってもそれをブラブラと腰にぶら下げているのがカッコ悪くてイヤです。
水に濡らした手拭きくらいの大きさのタオルを、グリーンに上がるときにパターと一緒に持ってくるという方も何人かいました。私も試してみましたが、とにかく持っていくのを忘れる、途中で落としてしまう、途中で乾いてしまう、ということで長続きせずお試し期間は3ラウンドもちませんでした。
でもどうしてもパットをする前にボールを水で濡らしてキレイにしたい!乾いた土や芝がこびりついている場合が多く乾いたものではキレイにできませんよね。
そこで・・・今現在私が使っているのは、女性用化粧品などのための50㏄くらいの「小さなペットボトルタイプの霧吹き」をポケットに入れておく、ということで何年も落ち着いています。霧吹きだけに最小限の水分をコントロールしながらボールに吹きかけ、あとはシャツにでもゴシゴシしておけば目的としては完璧。なくさないし、落としもしません。もちろんゴルフクラブを拭くときにも重宝します。ただ、霧吹きしているときの所作だけは少しカッコ悪い・・・かもしれません。
また、わたしは歩いてゴルフをするのでゴルフバッグをボールに一番近いグリーンエッジに置くことができるので、パットまでの時間的余裕がある場合は一旦エッジに戻って入念に霧吹きとタオルできれいにすることはできます。
中には少々のボールの汚れを気にしない人もいますが、私と同じ悩みを持つゴルファーのいいアイデアがあれば教えていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。