新型コロナウィルスの影響でわたしの英語やビジネス講座もしばし中断となり、世の中の流れのオンラインやリモートで・・・のような流れになってしまいました。インターネットを利用した従来のスカイプやズームなどいろいろなツールを使えば、それなりにとも思っていましたが、これは実は結構腰が重くなることが多いと感じました。
Eメールによるニュースレター、情報発信、メールマガジン的なものもちょっとやってみましたが、これはこれで結構面倒くさい(笑)。対象により書き分けたり、送信対象を悩んだり、としているうちに「自分のウェブサイトを作って、カテゴリーなどを選んで読んでもらう」ことにしようとハタと思いつきました。
Windows 95を秋葉原で並んで買って以来、PC、インターネット歴25年のわたしがこんなことを思ったのははじめてで、技術者とはいえ畑違いのところもありウェブサイトやブログをみて「どうやって作るんだ?」という超初心者でありました。そのようなレベルの人口がもっとも多いのではないのでしょうか?
もちろんなんとなくイメージは湧いていたものの、HTML?サーバー?ドメイン?などの、わたしのようなネットワークではブラウザやEメールだけのヘビーユーザーからすると、ネットの「向こう側にあるもの」というものに少し入っていかなければならないというのは、これも面倒・・・ただ、SMSなどのカタにはまったところに文章や写真を載せていくというのもなんとなく抵抗がありましたが・・・、あきらめてある日決断、一気にウェブサイトを作ることにしました。
有利な点としては、もともとの教材やニュースレターに使っていたコンテンツがそれなりにあったことで、ウェブサイトを作ったのはいいがそこに貼るものがない、という状態ではなかったことでしょうか。
こだわるとしたら、下記のようなことに留意してみようと思いました。似たようなことが当てはまるなら是非、参考にして下さい。
- 用意されたフォームにカタにはまったブログ形式よりは、ウェブデザインも自由自在に、また時折デザインを変えていったりしてみたい
- よくある会社の紹介サイトのように、商品と住所と電話番号が書いてあり何年も変わらないようなものじゃなく、記事更新を楽しみにしてくれる読者も持ちたい
- 最後に、わたしが「アメリカにいる」ということ、読者対象は「日米居住問わず日本人」で、一応使用する言語は「日本語」ということ
グーグルで「ブログの作り方」とか「ウェブサイトをつくる」で検索すると、もう1から100、いろいろな比較まで書いてくれているようなご親切なサイトがたくさんありますので、わたしも参考にしながら結果的には「丸一日」くらいかかってウェブサイトを立ち上げ、手持ちのコンテンツをそれなり貼り付けるところまでできました。
そうですね、ウェブ(ブログ)サイトを作るだけなら初心者がやっても半日くらいでいける、ということは確かでした。「誰でもカンタン!たった60分!」なんて書いてあるのもありますが、それは何もかもこの人の言う選択通りにやると決めている場合で、途中で場合が分かれてくるとそれなりに考えたり調べたりしているうちに60分が300分くらいになるのは普通ではないかと思います。
ただ、それでも休みの日に朝9時に始めれば、昼食を挟んで午後3時ごろにはウェブサイトを持ち、最初のコンテンツを「え~と」なんて馴染みのないエディターとHTML用語を調べながら、書いたり貼ったりしていると晩飯時・・・くらいの時間でできるということです。それから人に見せられる「公開」状態にするまでどれくらいかかるか、というとそれはその人の持っているもの次第ですね。家族・親族・友達むけに、SMSよりもう少しオシャレに写真や動画を載せたいだけの人もいるでしょうから、そのような目的の場合はその日のうちに、いわゆる「立ち上げる」のは可能だと思います。
ということで、まずはわたしが上記に3つ書いたような少しのこだわりを持って始めると、知らないことばかりなので・・・
- ウェブデザインにすこしこだわり、柔軟性を持ちたいならば「Wordpress」というソフトウェアがお薦め らしい(無料のブログサーバーは簡単に始められるものの柔軟性が低い=SMSなどと似た印象をもつ)
- ただ、最近のソフトウェアでも絵や写真をドラッグしたり、テキストボックスを自由自在に配置する「Power Point」のように書けるのかと思っていたら、そういうわけではない・・・それなりにその「Wordpress」を使いこなさないといけないというのは正直少しガッカリした(笑)
- WordPressというソフトはインターネット上の自分の(借りた)サーバーにインストールするもので、自分のPCにインストールするものではない
- 自分のPCでいろいろ作ってはFTPというアップロードをするソフトが必要というイメージを持っていたが・・・サーバー上にある自分のデーターをサーバー上にあるソフトで新規作成・編集するというイメージだった
- 借りるレンタルサーバーは最近のいろいろな記事ではConoha Wingというところがいいらしい (国内最速=Conoha Wing、国内最強=エックス・サーバー、と言っている人が多い)
- レンタルサーバーは個人向けにはおおむね月1,000円くらい
- 大手のレンタルサーバーを契約すると「Wordpress」が無料でついてくる!
- ドメイン名 自分の好きなドメイン名.comや.co.jpは、上記のような大手レンタルサーバーであれば無料で一個は作れるらしい
- これもレンタルサーバーのドメイン名の後に自分の考えたサイト名がぶらさがるようなイメージを持っていたためなんとなく嬉しい情報
- 日本国内サーバーの方が、日本人読者と日本語ウェブ環境に対してよりフレンドリーかも?
- これはまだ今でもちょっと分からないが、海外サーバーでは日本語コンテンツが障害になってくることもあるとも考えた
という、くらいの知識がつくのに2~3時間は使ってしまいました。
で、まずはさっそくConoHa WINGと契約します。迷うことなく一番安いプランで、ちょっとお得になる1年契約。これで言うと確かに月800円になります。
わたしのトラブルは、FAQ上で「海外からでも契約できますか?(答)はい)とあったのに、標準画面から契約者情報の入力画面の住所が「米国」は選べるのにその次の都道府県表示が、アメリカの州表示に変わらずそのままでは登録ができなかったことです。これはConohaの営業時間内になるとチャット画面があるので、質問したら担当者さんがちょっと違う契約画面のURLを送ってくれました。どういう不具合だったのかは分かりませんが、とにかくその画面から契約終了。
その後、ドメインを取得。Wingパックの場合はタダでもらえる画面がありますので、そこで名前を登録。ここでいう「tsoeee.com」ですね。
さらにWordpressをインストール。これも言われるがままにインストール。
これで、すくなくともインターネット上に自分専用のホワイトボードが出来た状態になります。あとは、Wordpress上で、「固定ページ」か「投稿」の新規作成を選んで何か書き込んでいくだけということになります。実際はウェブ・ブラウザの「https://www.自分のドメイン名.com/wp-admin」上の画面で自分のウェブサイトを作っていく感じです。Wordpressは、こんな画面で始まります。
※もう一点トラブルは、Conohaでは海外からのサーバーアクセスをデフォルトでは制限しているので、Conohaのサーバー設定で海外アクセスを許容させなければいけません。保存しようとしたり、公開しようとしたらエラーが出るのはこれが原因です。これもチャットで解決しました。
これで準備完了です!「ウェブサイトの作り方」を少し方向性を絞って書いてみました。少なくともこのサイトレベルのものは簡単に作れます(笑)。わたしもやり始めてやっと1か月経ったレベルですから、記憶が鮮明なうちに初心者向けに「???????」というものが何だったのか記しておきたいと思いました。